協会発起の理由と目標


1 様々な当事者の方にプロの知識を利用してほしい


発起人の西沢は、自身の会社の下着ブランドの中で、乳がん手術でバストを失った方のために、パーソナルなシリコンのバストをつくり、アピアランスの対応をしています。様々な状態、ご希望の方が相談にお越しくださり、中には再建手術の後の左右差に困っていたり、手術痕のかたちからブラジャーを着けられないという方にも多く出会いました。しかし「外科処置によるかたちがある故」、ブラジャーやシリコンバストでの外観つくりをすることができず、いくら望まれてもおつくりすることはできません。またご本人の価値観も様々。希望を探しに来たお客様をそのままお返しすることはできず、お洋服の選び方や着こなし方でカバーする方法もお伝えしてたところ、とても喜ばれまた何かあればきてくださいねと伝えたら「御社のお客さんになれないのに申し訳ないです」と言われました。皆さんに遠慮なくプロの知識を利用していただける場をつくっていきたいと考え、協会を発起しました。

 


2  ファッション下着業界に働きかけたい


抗がん剤治療中の脱毛や爪の傷み、肌色に関しては、美容業界が大手企業から個人のサロンまで「アピアランスケア」に参画されていています。ファッションや下着の業界の力も必要です。またファッションと下着だからできることがたくさんあります。一緒に考えて自分たちの立場からできる「アピアランスケア」の実践に興味を持っていただけるよう努めていくために、パートナースタイリストを増やして、当時者に装いによるアピアランスケアの情報を得やすくすることに努めていくために、協会を発起しました。

 


3   知らないから怖い方へシェアしたい


下着専門店のオーナー様から「乳がん手術をしたともだちに相談されて何かしてあげたかったけど、乳がんのことが何もわからないから、何もしてあげられず申し訳なかった」とお聞きました。百貨店のアドバイザーの方から「お客様から相談されても、乳がんのことを知らないし怖くてどこまで踏み込んで聞いたりしてもいいのかわからなくて、何もできない」とお聞きしました。知らないことは誰でも怖くて尻込みをして当たり前です。であれば、学んで知っていただけるように、協会を発起しました。

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